相談所で取り扱えない『機微情報』とは?
機微という言葉、あまり聴き慣れない言葉かもしれません。
噛み砕くと、人に知られたくない情報、これが機微情報です。
相談所では個人情報の管理は、代表者が責任を持ってお預かりしますが、
特にこの機微情報は漏洩してしまった場合、
本人へ与えるダメージは非常に大きいと言えます。
当相談所では、本交際(真剣交際)になった時、
成婚の前に機微情報についてはお話し合っておいてくださいと
アドバイスさせてもらってます。
では、どのような項目かと言いますと、
○思想,信条又は宗教に関する事項
○人種,民族,門地,本籍地(所在都道府県に関する情報を除く。),身体・精神障害,犯罪歴その他社会的差別の原因となる事項
○勤労者の団結権,団体交渉その他団体行動の行為に関する事項
○集団示威行為への参加,請願権の行使その他の政治的権利の行使に関する事項
○保健医療又は性生活に関する事項
これらが機微に値する情報です。
当然プロフィールなどにも載らない情報です。
ですので、会員さんも機微情報に関しては、
相談所にも申告していないケースが多いかと思います。
しかし、結婚後そんなはずじゃなかった、
等の問題が起きない為にも、
最終確認は取っておいた方が賢明だと思います。