神頼みするまえにすること。
今回は婚活女性全般に向けて『神頼みするまえにすること』をお伝えします。
みなさんご存じかと思いますが、男性に比べて女性は、
占いや、スピリチュアルに興味を持たれている方が多いですよね。
ご縁繋ぎは神さま事です。
人と人が出会って劇的に人生が大きく左右される訳ですから、本来は神の領域のことだと思います。
ですので私はそれらについて、全面的に否定する訳ではないのですが、
やはり自分でできる事はやった上で、最後に神さまに頼ることが宜しいかと思います。
大抵はみなさんこのような状況下で神頼みをされます。
- なかなか適当な人に巡り合えない
- 付き合っている彼にフラれた
- 意中の人と付き合いたい(願望)
メンタルをやられている時に、藁にもすがる勢いで神頼みをされることでしょう。
生田神社や、伊勢神宮など様々な縁結びの神社やパワースポットといったところを制覇される方。
なかなかご利益がないと嘆く方もいますが、
私は神頼みする前にやらなければならないことがあると思っています。
それは、あらゆる人に丁寧に向き合うという事。
最終的に神さまがお引き合わせをしてくれるかもしれませんが、
ご縁を運んできてくれるのは、人間なのです。
家族・職場・プライベートな友人などなど、
1日のうちに人と接する機会は、幾つもあると思いますが、
あなたを取り巻く周囲の方と、今一度丁寧に向き合ってみてください。
「そんなのできてるよ!」っていう方はごめんなさい。
しかし、私はこのての方とお話してみて、
お世辞にも出来ているとは思えない方が多いのも事実です。
愛想よく振舞うだけではなく、困っている人がいたら助けてあげたり、
自分のできる範囲で仕事を丁寧にしたり、誰に対しても丁寧な対応を心がけてみてください。
いわゆる誠実な対応ですね。
その積み重ねがあとあと必ず生きてきます。
誰に聞いても評判が悪い人...というのは大抵の場合、それが正しい評価です。
誰に聞いても評判がいい人物っていうのは、本当に裏表がない人格者だと思います。
職場の同僚や、上司など見てる人は見ています。
誰に対しても評判が良い人物。
そんな人なら、自信をもって良い方を紹介できますよね。
私たち仲人も同じです。
自信をもって紹介できる方は、割とスムーズにご成婚が決まります。
しかし、ちょっと大丈夫かなぁ。
と、何か引っかかった状態で紹介してもあまり良い結果にはなりません。
以前、このような方がおりました。
お見合いを通じて順調に交際していた二人が、ある日の会話で男性側から
「仲人さんに言わなければ分からないから、一泊旅行に行こう」
と交際中の彼女に持ち掛けました。
お泊りは、相談所のルールでは禁止されているんですね。
それを持ち掛けられた女性はいわゆるドン引きをしました。
ショックだった彼女はもちろんその話をこちらに報告して、
結局、その彼は彼女にお断りされました。
当然、私の信用も失い、最終的に退会されました。
天知る・地知る・我知る・子知るということわざがあります。
ふたりだけの秘密にしようと思っても、天が知り、
自分も相手も知っているのだから、不正は必ず暴かれるという意味です。
彼は言ってしまった事を大いに反省し、
これを教訓にすれば、またきっといい出会いがあると思います。
お話を戻しますが、男性なら紳士的な振る舞い、
女性は誰に対しても丁寧な対応を心がけ、まずは自分の魅力を引き上げてから。
人事を尽くして天命を待つという言葉にもあるように、
できる努力は最大限に行い、最後に神頼みをしましょう。