真剣交際後にお断りした女性へ(女性)
真剣交際に進んだにも関わらず、破局してしまった女性にお伝えします。
真剣交際って言われてもなんのことか分かりませんよね。
まずは、仮交際、真剣交際の定義についてご説明しますね。
お見合いをして、お互いにまたお会いしたいとなった場合を仮交際と言います。
まだこの時点では、ルール的には他の方とお見合いも組めますし、同時仮交際も可能なのです。
しかし、週に1回程度会えている方であれば、2カ月ほどの期間で、一人に絞って頂く事になります。
事前に仲人がお互いの気持ちを確認した上で、男性から真剣交際の申し入れをしてもらいます。
そこで女性が承諾されると、文字通り1対1でお相手と向き合う期間となります。
大抵の場合は、真剣交際まで来れば、あと一か月ほどで成婚退会となるのですが、
本日のタイトルにもあるように、真剣交際に発展しても破局するカップルは、全国的にみても一定数おられます。
破局理由は、ご両親の反対などもありますが、最も多いのが、女性の『好きになれない』という理由です。
だったら真剣交際に進まなければいい、と思うかもしれませんが、
この問題、実はそんなに単純なものではないのです。
一般的な恋愛での出会いは、好きだから付き合う訳なので、あまりこれは問題になりません。
しかし、お見合いでの出会いというのは、条件や、性格、見た目、
このくらいの理由で仮交際へと発展し、進んでいく人が大半なのです。
むしろ、この人が好きという、意気投合型は、少数派です。
ですので、条件は問題ない、見た目も嫌じゃない、相手も好意をもってくれている、となれば、
断る要素がないので、なんとなく仮交際になり、何となく真剣交際にまで発展します。
この人を好きになれたらいいな、とか、この人逃したらもう出会えないかもという焦りの感情も大きく働くかと思います。
ただ、真剣交際に進むと、お互い結婚に向けて深い話をしなくてはいけませんので、
かなり具体的に結婚というものが、現実味を帯びてきます。
○結納や結婚式
○どこに住むのか
○両親のこと。
○子供はいつ頃ほしいか
etc...
なんとなく真剣交際に進むと、
彼はこんなに考えてくれているのに、自分はなかなか本気になれないという、自己嫌悪。
こういった心理状態に陥ることでしょう。
私もこのような女性とお話すると、時折涙を流す方もおられますので、
本当にどうしようもないんだなぁ、という気持ちは痛いほど伝わってきます。
彼女も、好きになろうと努力して、男性と10回程のデートを重ねていますので、本当に向き合った結果だと思います。
こういった破局原因は、今も昔も変わらずに存在しますよね。
しかし、そこは割り切って、覚悟を決められて、結婚する方も多数いらっしゃいます。
割り切れる方っていうのは、そもそもそういった相談は自己完結して仲人には言いません。
凄く難しい問題ですが、私の経験上、好きになれないと悩む女性は、
その時点で割り切れていないので、そのまま結婚するのは難しいと考えます。
好きになれないという理由は、どうしようもないんです。総理大臣が逆立ちしたって無理な話だと私は思います。
この、『好きになれない』という理由で悩む方へのアドバイスとしては、
自分がダメだとか、相手に申し訳ない、とは思わない事です。
男性も、結婚はお相手の気持ちがあって、
成立することは十分承知してますので、決して自分を責めないでください。
好きになろうと努力したことは、嘘ではないのですから。
自分を責め過ぎると、気持ちが落ち込み、結婚自体を諦めてしまうと思うんです。
婚活へのやる気も無くなってしまいます。
ダメだったら次、という考え方で私は良いと思います。
ですので
相手を好きになれなかった自分をしっかりと受け入れて、
次は結婚に踏み切れる、別の男性との新たな出会いを前向きに探しましょう。
いかがだったでしょうか。
今悩んでいる方、参考にしてもらえたら嬉しいです。