結々の縁結びブログ

目の前にある『ご縁』を大切に(男女)

近年、マッチングアプリの普及、婚活パーティーの多様化に伴い、

男女の出会いの在り方においては、

とても敷居が低くなってきたなぁと感じています。

お見合いでの出会いも例外ではなく、

少しフランクな出会いになり過ぎているのではないかな、

と感じる事が多々あります。

時代の流れで致し方ないところはあるかもしれませんが、

私はかけがえのないこの『ご縁』というものを

もう少し大切にしてほしいと感じます。

 

今日は男女問わず『お相手への希望条件が多い方』に

特に聞いてもらいたい内容です。

では早速ですが、『希望条件が多い方』というのは、

まずお見合い自体が早々組めるものではないんですね。

絶対大卒じゃないと嫌です。(女性)

一人っ子はNGです。(女性)

一人暮らしを一度は経験してないと、、(女性)

自分より10歳は下がいいです。(男性)

車の免許を持っている人じゃないと、、(男性)

みたいな感じです。

そんな方はお見合いが組めたとしても、

今度はお相手との相性、話が合うか、

そもそもお相手が気に入ってくれるのか、

という問題が出てきます。

奇跡的に仮交際に進んだとしても、

少しの意見の食い違いなどがあったらすぐに

交際終了を申し出る傾向があります。

しかし、本当にそれで良いのでしょうか。

ご自身の希望条件が多く、交際に進むこと自体が奇跡ともいえる方は、

仮交際に進んだのだったら、その一つのご縁を特に大切にしないと、

成婚までいくのはかなり難しいと言えるはずです。

なぜなら、お相手だって、この人は神経質かもしれない、

とかこんな厳しい人とうまくやっていけるのか、

など貴方のことを厳しい目でジャッジしてくるはずだからです。

そのように考えて、許容できるところは許容して、

合わせられるところはお相手に合わせるという、お互いの歩み寄り、

そして思いやりがなくては、交際は順調には進まないと思います。

実はこういった条件厳しめの方が交際に進んだとき、

必ずと言っていいほどあるのが、気持ちのぶつかり合いなんです。

結婚する上でお互い譲れないものがあるのでしょう。

結婚を見据えた話し合いをする時に必ず勃発します。

それは本人同士だけではなく、親を巻き込んでの問題かもしれません。

希望条件が多い方は、ご両親も大変難しい方が多い傾向にあるんです。

そこで、交際を終了するのか、それとも、もうこれ以上の人はいないかもしれない、と、

目の前にあるご縁を大切にし、相手の気持ちに立って、譲れるところは譲って、

謝るところは素直に謝り、仲直りをして、進むのか。

どちらが良いのでしょうか。

『雨降って地固まるという』ということわざがありますよね。

夫婦になっても、時には口論になることもあるでしょう。

23日口も聞かず、また仲直りして、ということを繰り返して、

絆が深まるということも、私はあると思うんです。

現代の『嫌なら別れたら』と、すぐ結論を出すことを良しとする風潮に私は違和感を感じています。

そんな考えでは、幸せは掴めないんじゃないかな、と思うんです。

こんな事言うと、『結婚だけが幸せじゃない』とお叱りを受けるかもしれませんが、

結婚をせず、仕事に生きることにしたって、嫌なら辞めるという考え方では、

人の信頼は得られず、転職を何回も繰り返すことになりますよね。

繰り返しになりますが、条件が厳しい方こそ、交際に進んだお相手とのご縁を大切にして、

この人を逃したらもういないかも、という目の前にあるご縁を大切に考えなくていけないと思います。

自分のスペックが高いから相手はいくらでもいるという考え方は、

必ず破綻がきます。自分自身も年齢がどんどん上がってきている、

という事は、相手に選ばれづらくなってきている、という事に早く気づかなければいけません。

 

そして現在は、男性に対し、必要以上の経済力を求めるというよりは、

同世代と結婚したいという女性が圧倒的に増えてきています。

お相手の年齢を気にするのは、もはや男性だけではなくなったのです。

かなり辛口になってしまいましたが、

私もご成婚してもらう為に日々ご縁つなぎをしておりますので、

自分はそんな事ない、と思っている方でも、ぜひこの機会に考えてもらえたらと思います。

このブログを読んで、自分には難しいなぁ、と感じた方もいるかと思います。

でも大丈夫です。私たち仲人は、あなたに寄り添い、精いっぱいサポートしていきます。

 

一緒に頑張っていきましょう。

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